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September

        ことばの四季     平成十六年神奈川新聞より

  二百十日
日本の歴史上、天災によって年号を改めたのは実に二十回以上もあるそうです。
そのうち半数以上が、台風によるものだそうです。
ところで立春から数えて二百十日目、九月一日ごろに当たる日は「二百十日」といって台風の襲来が多いといわれています。
農家の厄日ともいわれ、特に警戒する日になっています。
二百十日を厄日とするきっかけは、五代将軍徳川綱吉のころ、幕府の暦係りだった安井春海という人が九月一日に釣りに行った際、漁師から「今日は暴風になる」と教えられて、以来、暦に二百十日が加えられるようになったそうです。
   しらつゆ
二十四節季の一つである「白露」は、九月八日ごろにあたります。
秋を初秋、仲秋、晩秋の三つに分け、仲秋の前半に白露を、後半に秋分を置きます。
草の葉などに宿る露が、朝に夕に白く光って目に付くようになります。
「しらつゆ」とも読みます。
秋を「白秋」 「白蔵(はくぞう)」ともいうのは、五行思考で秋を色彩の白に配していることに基づいています。
露は無風で、晴れた夜が明けるころによく降ります。
「露時雨」というのは、草木の葉などに露がたまり、何かの拍子に滴り落ちるさまを、時雨に例えた美しい言葉です。

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先日、ラジオ深夜便で「夏の七草」の話をしていました。
ウツラウツラしていて花の名前は聞きそびれましたので、ネット検索してみましたら早々にヒットです。
 アカザ、 イノコズチ、 ヒユ、 スベリヒユ、 シロツメクサ、 ヒメジョオン、 ツユクサ 

1945年6月、日本学術振興会によって「新選・夏の七草」に選定されたそうです。
幾つかのパターンがあって、
アシ 、イグサ、 オモダカ、 ヒツジグサ、 ハス、 コウホネ、 サギソウ  など。
「冬の七草」などというのも、遊びで作くられているそうです。
 ねぎ、 はくさい、 だいこん、 しゅんぎく、 ほうれんそう、 きゃべつ、 こまつな

自分だけの七草を作ってみるのも面白いでしょうね。

九月は誕生月、今更という気もしますが、、、、
元気でいることを感謝しましょう。
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by slowlifek | 2009-09-01 03:53 | 気ままな日記
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