長年朗読の勉強をしている友人が、会を立ち上げて5回目の発表会を開きました。
横浜人形の家劇場が会場で、少し疲れ気味でしたが、
お付き合いもあって聴きに行ってきました。
聴きたいと思っていた山本周五郎作品が変更されたことは残念でしたが、
皆さん専門的に勉強されていますので、聴き応え充分です。
特に最後を飾った年配男性が読まれた伊藤桂一作『藤棚の下』は、目を瞑っていても、
物語りの情景をそっくり浮かべることができるほどの演技力で、
観客全員が身動きもせず聞き入っていました。
小さな劇場ですが、人形の家を意識しているためか緞帳、場内全体を赤が使われています。
コンサートで度々来ますが個人的には、この劇場の色彩は好みではありません。
終演は夕方になって、外へ出るとマリンタワーに射す日が輝いていました。
元町を通って来たのですが、途中で見た交通整理のお嬢さん?、さすが元町!
こんな可愛い人に旗を振られたら、嫌でも従うでしょうね。
人形の家からプロムナードを通って山下公園へ出ました。
関内駅へ出るまでの途中で見たものは。
初めて見たアメリカデイゴの花が、ちらちらと散り始めていました。
こちらは全て関係なしのお二人さん。