東京大手町から箱根の山まで、暖かい陽を受けて今年も走り抜けて行きました。
往路、遊行寺辺りに来るともう駄目です、家にじっとしていられません。
洗いものもすっぽかして、海岸の通りまで急ぎます。
道いっぱいの人垣ですが、どうやら狭いところへ押し入ることが出来ました。
やがてパトカー、白バイの先導で先頭のランナーの姿が見えました。
今年も早稲田が頑張っています。
ランナーが近くなると見物人は身を乗り出して、それぞれカメラを向けますから、
手当たり次第にシャッターを押したのですが、見られる写真は殆どありません。
後方のランナーに監督の激が飛びます。
「手を振れ!、ついて行け!お前がタスキを守るんだぞ!」
可愛そうに、どんな気持ちでこの子たちは走っているんだろう、
責任感と孤独に耐えて必死に走る姿は、涙が出るほど美しく見えます。
年に一度の駅伝のために、警察を始め多くの分野が一斉に協力するのですから、
走る側は、それだけで責任を感じると聞いたことがあります。
最後のランナーが通り過ぎた後、
穏やかな砂浜は凧揚げや砂遊びの子供の姿がありました。
私も今年初めて貝を探したのですが、あまりきれいな貝は見つかりません。
今日の復路は、全部を通して見たいためにテレビ観戦です。
いつもの散歩道を走る画面を見ると思わず、声を上げて応援する自分が可笑しくなりました。
3が日が終わっても我が家は、まだお正月が残っています。
明日はまた、台所入って頑張りましょう。