「世の中は三日見ぬ間の桜かな」
道の両側に咲いた桜ならぬ”躑躅”は一日でこのとおり、
これほどに咲くのも珍しいこと。
さながら絨毯を敷き詰めたようとはこんなことを言うのか。
思わずそっと絨毯を撫でてみた。
そういえば、箱根の「山のホテル」のつつじが見ごろとか、
臨時バスがでるほどの人出と聞きけば気が失せる。
てくてくと30分かけて大型スーパーへ。
何を買う予定もないがぐるっとひと回り、
食料品売り場で若いお兄さんが声をからして宣伝していた。
珍しもの好きが買ったお味は、滑らかな”豆腐”そのものだが
食欲不振の暑い時にはのど越しがよい。
通り過ぎるだけのお稲荷さんに祈るは世界平和か家族安泰か、
そしてもう一つ、今年の夏はどうぞ涼しくと、、、、
暑かった一日、これからは歩く時間も考えなくてはならない。
夏に弱い人間には思いやられる時期がきて、
あの厳しく寒かった冬の日が懐かしく思える。
暑い時には熱いお茶で一服が美味しい。
お茶請けは可愛い道祖神らくがん