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何にもない日

予定を何も入れない日を週に1,2日は作っておいて、さて家の中で片つけ物でもと思っても、体が動いてくれない。

緒形拳さんが亡くなった。
若い頃、八甲田山を見たときからのフアンなのに。。。
その後は姥捨山、火宅の人など映画を見て、すますフアンになっていった。
まだ早いですよね。

今日は妹の夫が手術になるのか、抗がん剤での治療になるのか決定される日で、連絡が来るまで落ち着かない。
糖尿病、脳梗塞を併発しているので、治療もかなり困難らしい。
今ごろ主治医の説明を聞いている妹や家族は、どんな気持ちでいるのだろう。
そういえば緒形さんと同年だ。考えたくなくても、思いは悪い方へ向いてしまう。

   神奈川新聞 ことばの四季より
 
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 ≪稲雀≫
「稲雀茶の木畠や逃げ処」(松尾芭蕉)
実りのころ、熟したイネをついばみ、大切な稲田を荒らしにくるスズメが「稲雀」です。
秋の田園は「おどし鉄砲」や「鳴子」「案山子」などの出番ですが、効果はあるのでしょうか。
大きな音には驚きますが、すぐにまた舞い戻って来ます。
ところで稲雀の群れはどこか懐かしい景色です。
「懐かしい」は、「そばにいたい」という意味の「懐く」が語源だそうです。
また「懐かし」には「かわいらしい」の意味もあるとか。
しかし、農家にとって稲雀は、懐かれても困る存在なのです。
 ≪眺めの雨≫
仲秋の頃から十月にかけて、秋の長雨と言われる季節があります。
せっかくの満月も、意地悪の雨に隠されることがあります。
これから仲秋にかけて、月が見えないことを、「仲秋無月」「月の雨」と呼びます。
和歌などでは長雨を「眺めの雨」にかけて、物思いに耽る意味に使われています。
また、雨によって葉に付いた玉露を「月の雫」と呼びます。
秋の長雨、秋霖など、さみしげな語感の名が付いています。
やがて晩秋には冷たい「秋時雨」が降り、寒いので家にこもり、再び「眺めの月」となるのです。
 ≪御山洗≫
五穀の収穫もたけなわで、秋深しを感じさせる時候となってきました。
十月八日、九日ころは二十四節季の「寒露」にあたります。
また、この時期に野の草花に宿る露のことを「寒露」といいます。
山や森などに秋の気を送る雨が「御山洗」です。
山野は山粧う紅葉が色を深く染めていくのです。
食欲もわいてきて、体も大きく成長する時期を「天高く馬肥ゆる秋」といいますが、本来の意味は、「秋は騎馬民族が進入してくるので用心しろ」と、警戒を呼びかける故事なのだそうです。
 ≪新前≫ 
収穫の秋。
真っ白な新米があふれ出る黄金の季節です。
ところで、新人のことを「新米」といいますが、実はお米の新米のことではないそうです。
新しい前掛けをする新人の奉公人のことを「新前」といったものが、いつからか「新米」の漢字を当てるようになったのです。
なるほど商家では、奉公人になったばかりの新人の前掛けは新品で、ベテランに比べて年季が入っていません。
前掛けは江戸中期まで「前垂れ」と呼ばれて女性が着用するものでしたが、江戸末期には男女関係なく、広く一般に着用されるようになりました。

気晴らしに書いたつまらない愚痴を、お読みくださった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます。
by slowlifek | 2008-10-08 12:39 | 言葉
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