3月7日、吉田茂邸園見学に参加できました。
時間前、吉田邸前にはすでに大勢の参加者が集まっています。
高齢のガイドさんの説明を受けながら、↓の兜門を入ります。
長い二本の石の道は、現天皇陛下が皇太子時代にご夫妻で訪れられた時、
車を玄関前まで付けるために作られたのですが、
兜門の外でお出迎えしたために、
両殿下は歩いてお入りになったそうです。
後年、吉田さんが亡くなっ時、霊柩車がこの道を使うことにり、
「自分の最後の道を作った」と半ば笑い話になっているとか。
一万坪を超える敷地は一応整備されていますが、個人の所有ですから、外見からの家屋には傷みも見えて、
これからの維持が大変だろうと思います。
近々市の管理になるということも聞きますから、整備された後は一般見学が出来ることでしょう。
吉田邸全景
玄関前
塔の右下、亀を形とった石。
園内には梅が咲いていましたが、時期的には桜の季節がよかったように思います。
七賢堂は最初は五賢だったそうですが、
その後、吉田さんともう一人(忘れました)が祭られて七賢になったそうです。
政界の大御所たちの名前が見られます。
気のせいか、像の顔はお孫さんを一喝しそうに見えます。
曇り空と限られた場所だけの見学で,暗い写真になってしまいました。
やはり屋内を見たかったですね。
この日,結婚記念日でした。
51回目、二人でいたらどんな生活をしていたかしらと、
ふと感傷的になり帰ってから好物の美味しいコーヒーを入れました。(とても安上がりの記念日です。)