茅ヶ崎の風日記


by slowlifek
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリ:友人( 13 )

 K・Sさん

高級老人施設
e0143690_702935.jpg
e0143690_703520.jpg

大変お世話になったSさんが亡くなりました。

教養人格とも申し分ないご婦人は事情あって60代後半で入所されました。


十数年前、苦しんでいた頃

安らぎを与えてくださり、慰められたことでした。

しばしば教えを乞い、助言くださった良き先輩は享年94歳


遺言から、お嬢さんは密やかなご葬儀を営まれました。



外には多くのボランテイア活動に参加

内にあっては広い趣味に没頭し

70歳を過ぎて始められた独学の絵画は明るくお部屋を彩っていました。

何一つ不自由なく優雅な老後を過ごされていると

羨まく思っていました。

ある時ふと「島流しになっているのよ」の一言、

寂しさを押し殺したその横顔が忘れられません。



久しぶりに訪れたホームは 

ここに人がいるのだろうかと思うほど静まり返っています。

いずこも同じ、高齢化は進み

一人 個室で亡くなられる方も多いとか。


広い庭隅に木漏れ日が射しこみ、蔭には霜柱が溶けかかっています。
e0143690_704639.jpg

e0143690_712978.jpg




”松風さん富士山を見にお出でなさい、とてもきれいよ”

あのお声が聞こえます。
e0143690_750186.jpg

Sさん、バラがお好きでしたね お世話になりました。
e0143690_7501841.jpg

[PR]
by slowlifek | 2015-02-01 07:58 | 友人 | Comments(28)

展示会と初詣

新年も5日も過ぎたのに

箱根駅伝以来何処にも出かけず

ただ家に籠ってパソコン遊びなどしていますと

さすがに外の空気が恋しくなります。


そうだ今年はまだ初詣をしていない、

風もなく暖かいので北鎌倉円覚寺へ行ってみようと

思っていた時、絵画・インテリアものや 

EPOMさんの手仕事作品などの展示会が

鎌倉駅近くのギャラリーで催されることを知り、

失礼ながらこれを口実に友人と二人で鎌倉参りをしてきました。


先ずはEPOMさんの生き生きとしたお仕事ぶりを拝見

見れば欲しいものばかりですが、ここはぐっと我慢の為所。
e0143690_2056816.jpg
e0143690_20561725.jpg

  無断撮影失礼。



午後は北鎌倉下車

昼食後は円覚寺参拝と蝋梅見物

見過ごしていたのですが

友人の言葉通り僅かなお賽銭が功を奏したのか

辺りには馥郁とした香りが漂い、満開に近い蝋梅が見られました。
e0143690_21113438.jpg


最後に回った東慶寺の寂しげな蝋梅もいいですね。
e0143690_2205298.jpg

ひっそりと咲く冬サクラが歓迎してくれました。
e0143690_2211450.jpg


ようやく松風の正月は終わったようです。
[PR]
by slowlifek | 2015-01-05 21:28 | 友人 | Comments(14)

ミニオフ会

突然、思いがけないお知らせが飛び込んできました。


隣市藤沢にお住いのFさん  

愛知県にお住いのGさんが当市茅ヶ崎にお出でになるとのこと

初めてお会いするお二人は想像通り溌剌と明るいお方

そして紅ならぬ白一点のSさんは当市のお方で

以前、ほんの数分間の出会いがありました。



”初めてまして” の挨拶もそこそこに

先ずは落ち着いて腹ごしらえをと

Sさんの車に便乗して海岸通りへ


海は暗く、肝心の富士山も見えず

”おもてなし”には絶好とは言えない日ではありましたが、

遠くかすむえぼし岩をバックに思い出の一枚
e0143690_4421051.jpg


「あらっ! こんな写真が
どうしようか、、、 まあいいわ、後で問題になるほどのこともないでしょう」
e0143690_4453271.jpg

                        お二人さん、失礼。


尽きぬ話は飽くことを知らず 

笑は絶え間なく時は過ぎていきます。

時間に限りがあるGさんを思い、

Sさんは大磯まで車を飛ばしてくださいました。

初めて入る大磯プリンスホテルに三婆は大はしゃぎ
e0143690_452674.jpg


大磯駅でのGさんとの別れは名残惜しく

湘南三人組は茅ヶ崎で再会を約して

「また会いましょう」

他の方とのオフ会でも感じますが
ブログは不思議な出会いの場を作ります。
[PR]
by slowlifek | 2014-10-08 07:00 | 友人 | Comments(18)

幼馴染が

七十数年前 幼稚園からの友人が亡くなっていた。

納骨が終わった旨の知らせはあまりに突然だった。


長年の勤務を終えて一人頑張っていたが、

この春から横浜の娘さんと同居して数か月。

十数年振りの電話で「秋になったら会おうね」と約束していたのに。

ある朝、ふいに娘の腕の中に倒れ込んで

そのまま眠るように息を引き取ったという。

Tさん、娘のMちゃんに抱かれて逝ったなんて 

とても哀しいけれど思いようによっては

今の世の中では贅沢なことかもしれない。


「父亡き後を必死に生きた母を思ってずっと泣いていました。今日はご一緒してください」

語り合いながら横浜の街を久しぶりに歩いた。
e0143690_5222776.jpg






3年に一度開催される「横浜トリエンナーレ」の一つらしい
e0143690_5233596.jpg


神奈川芸術劇場(KAAT)のガラスの外壁一面に

波型や曲線をフィルムで表した巨大アートは

【KAATを進む船に見立て、船が進むときの波しぶきを表現した】という
e0143690_5425775.jpg


エントランスの中は押しつぶされそうな雰囲気で眩暈がしてくる。

凄いと声を上げながらも 芸術は解らない、、、を実感する。
e0143690_5434013.jpg

e0143690_5435062.jpg


早目の昼食は会場レストランでワンコインランチ
e0143690_5465460.jpg

e0143690_5475412.jpg



Tさん、
30代で寡婦となり、娘を育てながら長い間の教員生活をよく頑張ったね。

最後は苦しみもなく我が子に抱かれてとは、

苦労のし甲斐があったと思いたい。

羨ましくさえ思う 虚しい日。

享年79。
[PR]
by slowlifek | 2014-09-18 06:16 | 友人 | Comments(10)

友 遠方より

泊りがけで出かけて来た友人を海の散歩に誘いました。


海面に現れた絵具を流したかのような波の模様を

二人して砂に座り、ただ黙って見つめていました。

パソコンに取り入れると、あの自然の色が出ないのですよ。
e0143690_15123511.jpg

珍しく波に戯れる鷺をみて、

友人は初めて小さな声で笑ったのです。
e0143690_15125495.jpg



静かな道を選びながら歩きますと

野球場の横にある[国木田独歩]記念碑の前に出ます。
e0143690_15131791.jpg

e0143690_1514970.jpg

明治41年、南湖結核療養所で36歳の若さで逝去

その名声を反映して、多くの文学関係者はもとより

当時の総理大臣西園寺公望は代理人を送ったとか。



友人を駅へ送る途中、水たまりの陽が眩しく
e0143690_15152793.jpg


真っ白なチューリップが赤に

変色するチューリップがあるそうですね。
e0143690_1519234.jpg


辛いね 寂しいね、

彼女の落ち着く日が早く訪れますように

無事に帰ってくれますように
e0143690_15304329.jpg

[PR]
by slowlifek | 2014-04-24 15:48 | 友人 | Comments(18)

これも人生か

「〇〇子が倒れましてね、

今はなんにも解らず 息をしているだけの状態です。」

ある女性のご主人から電話があった。

今は身動きもままならないという。

e0143690_17224512.jpg


はたちの若さで結婚したその女性は、新婚4か月で夫に先立たれた。

我が子を失くした姑は嫁である女性に残って欲しいと縋ったが、

振り切って実家に戻った。

落ち着くはずの実家には、

夫を戦争で亡くした母親が働きながら、倒れた祖母の面倒をみていた。

戻ってきた娘は仕事の傍ら 当然のように祖母を任された。

32歳になって、ようやく祖母の介護から解き放されると

時を置かずして母親が倒れた。

知人が持ってきた再婚話も断って

昼は仕事をし、夜は病院に寝泊まりしながら、何を楽しむことなく

母の介護にあけ暮れる日が それから20年余り続くことになる。


ふと気がつくと彼女は50歳を幾つか過ぎて、

次は自身の行く末を思う年になるも

先ず、定年までは働かねばならない。

「車の運転が出来るうちに富士の樹海に入りたい、、、」

会えば身の上話に泣いていたが、

定年間近いある日を境に突然訪ねてこなくなった。

案じていると、初老の男性とお付き合いが始まったという。

色白の頬を染めながら「結婚することになったのよ」

我が家で ささやかなお祝いの食事をしながら嬉しそうに語る顔は

今までに見たこともない晴やかさだった。



再婚同士の明るいご夫婦だったのに

それから2年もせずに彼女は倒れたという。

結婚されてからは年賀状だけのお付き合いになっていたが、

ご主人がパソコンで代筆をされていたらしい。

その心境は如何ばかりか。

自分さえ解らない状態と聞き

あの人はどんな星の元に生まれて来たのかと

やりきれない思いに胸がつまる。
e0143690_1723490.jpg

[PR]
by slowlifek | 2013-11-05 19:31 | 友人

湘南国際マラソン

11月3日、湘南国際マラソンが開催されました。

同じ市にお住いでブログお付き合いの湘南ジージさんが

ボランティアとして参加されるとお聞きして

見物方々、あわよくばお目にかかりたいものと早目に出かけますと、

すでにスタンバイされて

写真でお見かけしていた通りの紳士でいらっしゃいました。

(無断でアップしますことお許しを。。。。)

e0143690_17491484.jpg


ゆっくりお話しする間もなく先頭のランナーの姿が見えます。
e0143690_17511480.jpg


大集団が押し寄せるころには、写真を撮ることもままなりません。

変わったコスチューム姿など探すことも難しく、

どうやら撮れた数枚はこんな具合ですが、
e0143690_17512538.jpg



東京マラソンで見るような奇抜な姿は見られませんね。

楽しそうに走っている方々ですので、敢えてお顔をアップさせていただきます。
e0143690_17551185.jpg

↓の二人は男性でした。
e0143690_17552285.jpg

今日は大学駅伝と実業団駅伝

来週は横浜女子マラソン、新年早々には箱根駅伝と

冬のスポーツが目白押しです。

サッカーも野球もどうでもいいのですが

駅伝マラソンだけは見逃したくないスポーツです。



帰路、たい焼きの文字に引き込まれて
e0143690_1883277.jpg

e0143690_18174381.jpg

たい焼きやさんの店内の奥にあるコーヒーコーナーで一休みしていますと

初老の店主さんに話しかけられ、時が過ぎました。
e0143690_18222392.jpg

[PR]
by slowlifek | 2013-11-03 22:28 | 友人 | Comments(14)

出会い

妙本寺さんの本堂に大きなお尻を向けて

女三人は静かに しかし楽しく明るく過ぎてきた人生を語りました。

尽きぬ話にお尻が痛くなって、、、、
e0143690_10253365.jpg
e0143690_10253993.jpg



鎌倉駅で落ち合うhohsiさんとは初めての出会い。

ブログとは違い、直にお目にかかる恐れは多少はありましたが想像通りの明るいお方。

出会いをセットしてくださったEPOMさんには数度お目にかかって

ずい分と年下の姉上という感じのお方。
e0143690_10255595.jpg

小物店など覗きながら久しぶりの鎌倉散策は時間の過ぎるのも忘れて

前日まで滅入っていた気分はすっかり晴れました。


我が家の家紋 オモダカの花。
e0143690_10273313.jpg

見事に枯れ始めた土佐みずきの葉を見ました。
e0143690_10283553.jpg

歩くごと、立ち止まるごと話は途切れず次々に飛び出る話題に唖然!

夕暮れ近くEPOMさんとの別れがたい思いを残して二人は夕食探しに出かけました。

小町通りの落ち着いた割烹店で「おつくり定食」ですが

食べる口より話す口が先立ち、写真を忘れましたので

ネットから拝借します。
e0143690_10441323.jpg


↓は私の写真、先ずチーズ豆腐です。
e0143690_10465682.jpg

鎌倉野菜のキッシュは新メニュー 

店員さんに上手に薦められて大変美味しゅうございました。
e0143690_10491281.jpg



「あゝ、そうだったの?  まぁ、私もよ、、、、」と

思いがけない繋がりに驚き、またまた話は途切れることなく続きます。

2時間後、涙ぐみそうに再会を約束して、

hohsiさんは、今日はお墓詣りをされるそうですが

我が家と同じ墓地で、ご一緒出来ないことが残念です。
[PR]
by slowlifek | 2013-10-09 11:12 | 友人 | Comments(20)

再会は大桟橋で

旧い友達に会いました。

もう60年を超したでしょうか、高校生になった時からの長い付き合いになりました。

横浜に住む人とは年に二、三度の逢瀬?

この日、横浜港に豪華客船が着くことを耳にして関内駅で合流です。

汗ばむほどの街を歩きながら、よくぞ話が途切れないものと我ながら感心します。


うつくしい!
(揺れるボートから撮った全体像)
e0143690_3312662.jpg

ダイアモンド・プリンセス号
e0143690_3321043.jpg

船籍    バミューダ
総トン数  116、000トン
全長    290メートル
定員    2674名
e0143690_3385455.jpg

e0143690_4102757.jpg

桟橋上から全体を撮るのはとても無理なこと。

そこでダイアモンド・プリンセス号を撮るためのボートに大枚1000円を払い乗船しました。

哀しいほど貧しいボートは、揺れに揺れて豪華客船の周辺を奔ってくれました。

鮫の口を想像させる船首部分
e0143690_3465213.jpg

船首につくシンボルマーク
e0143690_3501572.jpg



見慣れた横浜港は船の出入りが多いことに驚きます。
e0143690_4452113.jpg

ボートはベイブリッジを通過してくれました。

橋の下はこんな景色なのか。
e0143690_355188.jpg

おんぼろボートからへっぴり腰で撮った写真は、ほとんどが×でした。


80が見えた女二人は再会を約束しながら、いつまで元気で会えることやら。
e0143690_43504.jpg

象の鼻の上にふんわり浮かぶリンゴに思わず笑声が。
e0143690_46426.jpg

[PR]
by slowlifek | 2013-05-11 04:18 | 友人 | Comments(18)

クジラベーコン

近くに住みながら、なかなか会う機会がない友人から

「偶には家でお昼を食べませんか」とお誘いがありました。

即オーケー。

風もなく暖かい日。
e0143690_19485773.jpg


お昼まで、お腹を空かせるために歩いた海岸では

子どもたちが竹に括り付けた針金に団子を通して焼いていました。

その嬉々とした子供の顔は断られました。
e0143690_19491746.jpg


信州松本地方には、所謂どんど焼きの「三九郎」という行事があります。

田んぼの真ん中で積み重ねた稲束に火をつけ、

繭型団子を焼きながら三九郎を歌います。

こんな歌だったと思います。

[さーんくーろー さんくーろー 
じじさとばばさとまごつれてー さーんくーろにきておくれー]


疎開先で非農家の子どもは繭団子を農家から分けてもらうのですが

嬉しかった記憶があります。

↓はネットから拝借しましたが、まさに北アルプスを背景にしたこの風景でした。
e0143690_19492857.jpg


雪と風に荒れた海辺の道には、砂山が通せんぼをしています。
e0143690_19513996.jpg




友人の家で何十年ぶりでしょうか、クジラベーコンが出ました。
e0143690_19523980.jpg

偶に見かけることがあっても、買う気はなく素通りしていましたが

聞くところによると、高級松阪牛より高い値段とか。

嫌でも食糧難時代を思い出させて、一瞬ひきましたが

栄養的にはこれに優る食肉は少ないようで

戦時から戦後の貴重な食料であったと思います。

鯨肉を食する歴史は奈良時代に遡るらしいですね。

現在では調査捕鯨で採れたクジラだけが出回っているようです。

小学校時代、虚弱体質の私はクジラの肝油を強制的に飲まされた嫌な思い出もあります。


「お正月の残り物よ」と手早く用意してくれたお家ランチは美味しく

お互いに一人の生活を謳歌し、泣き、笑い、

時間が過ぎることを忘れていました。
e0143690_2093255.jpg



その日の夕日が写真でもまぶしく、ブラインド加工してみました。
e0143690_20112320.jpg

[PR]
by slowlifek | 2013-01-22 20:14 | 友人 | Comments(18)