写真やお土産品などで見るファイアンス、
青の天然石と信じていたのですが、今回この特別展を見て
約6500年前に誕生した人工物質であると知り驚きました。
この時代はメノウやトルコ石、長石などを珍重していたそうですが、
それらの鮮やかな色を自分たちで作り出そうと長い年月をかけて古代人たちが
作り出した人工物質であるとのことでした。
青はナイル河畔の水の青、水のある場所に育つ植物の緑。
古代エジプト人が生きる場所の大切な色として青への憧れがあったようです。
ファイアンスが誕生して3000年後、ガラス制作技術がエジプトに持ち込まれると
自然にファイアンスにも変化が現れ、やがて衰退していったのではないでしょうか。
今回も絵ハガキを求めましたが、
ほとんどが常設展に展示されているものです。
横浜ユーラシア文化館を初めて知ったのですが、
外の賑わいをよそに特別展にも関わらずひっそりと静まり返っていました。
この日も関内地区では東北復興祭りが盛んでした。
人込みをかき分けながら駅へ急いだのですが、
途中、秋田の青年が米作りで故郷再生をかけていることを知りました。
爽やかな若者の話につい、試食して少しばかりのお米を買ってきました。
夕食に焚いてみたのですが、
今までスーパーで買っていた米はいったい何だろうと思うほどの味。
トラ男さん美味しかったよ。
山茶花が咲き始めていました。