人気ブログランキング |

鎌倉を歩きました ①

朝方、うつらうつらと聞くラジオから大塔宮という言葉が耳に入りました。
そうだ、今日は鎌倉宮へ行こう、
そうと決まれば行動は早いもの。

暑さには極めて弱いので、薄曇りの天候はありがたいこと。
8時過ぎには家を飛び出しました。
少し遅い通勤、通学で車内は空き席なし。
大船までドア際に半ば押し付けられた格好で立つこと15分。
横須賀線は、さすがにまだ空いて2駅で鎌倉着。

鎌倉駅前で考えました、バスで行くべきか、歩くべきか、、、
バスの時間を見るとまだ20分あるので、歩くことに決めました。
街中をすたすたと20分ほど歩いたでしょうか、鎌倉宮の鳥居が見えてきます。

明治二年(1869年)二月、明治天皇は建武中興に尽くし
非業の最期を遂げた護良親王の遺志を高く称え、
親王終焉の地・東光寺跡に神社造営の勅命を発したのだそうです。
明治天皇自ら宮号を「鎌倉宮(かまくらぐう)」と名づけたということです。。
e0143690_10372284.jpg
e0143690_10373367.jpg

e0143690_125355.jpg

人影はほとんどなし、300円を支払って20年ぶりで中へ入りました。
ところが入った途端に、後から入った女性に声をかけられました。
「静かだからご一緒に回りましょうか。」 
いやとも言えず歩き始めたのですが、
「ここは私は詳しいので」と立て板に水のごとく説明が始まりました。
右へ行こうとすると、こちらは面白くないから左へ行きましょう、
ここは写真写りが悪い、この花はきれいに映らないなどなど。。。
”私は時間がかかります、お忙しいでしょうから、お先にどうぞ”と
やんわり断るのですが、
「時間がたっぷりあるから大丈夫」ですと。

暗い土牢の中を覗いて、
わずか28歳の哀しく苦闘の生涯を終えた護良親王に思いを馳せます。
e0143690_11810100.jpg
e0143690_1181980.jpg

足利義直の家臣淵辺義博に捉えられ、非業の最期を遂げた親王の首を安置した場所。
e0143690_1183353.jpg
e0143690_1184156.jpg

静かに色づき、静寂の言葉がよくあう境内です。
e0143690_1110436.jpg
e0143690_11105749.jpg

若いみどりが眩しく光ります。
e0143690_1112928.jpg

ようやく出口にたどり着きました。

この後も一緒にというご婦人に、悪いと思いながら、
ここは嘘も方便です、約束があるからとようやく離れることが出来ました。
曰く「鎌倉を歩いて、人様に説明してあげると喜ばれるのですよ。」
つむじ曲りの私は「小さな親切 大きなお節介」の時間でした。
この後、荏柄天神 頼朝の墓など回りましたが、この次に。
by slowlifek | 2012-04-17 11:23 | 気ままな日記 | Comments(16)
Commented by fuchan_k at 2012-04-17 12:40
あらま〜〜。護良親王さまのお引き合わせだったのでしょうか。(笑)
せっかくの雰囲気がだいなしでしたね〜。
そんなことなら、観光ボランティアガイドにでも応募すればいいのに。

鎌倉宮には、薪能観覧の応募ハガキを10枚15枚と出して
何度か行ったことはあるのですが、最近は少しご無沙汰しています。
もう、記憶が薄れるほど前ですが、境内におられた神官のかたから
少し説明を受けたことがあります。
苔むした土牢には、胸を締め付けられるような、雰囲気がありますね。


Commented by takisann2000 at 2012-04-17 16:27
鎌倉は近過ぎて、あまり知らない所です。
東京の人が東京タワーに行かないのと似ているのかも?

鎌倉は近いけれど知らない所がいっぱい、知人に案内してと頼まれても困ってしまいます。
私もこのご婦人に案内していただきたいわ。
Commented by 松風 at 2012-04-17 16:35 x
fuchan_k さん、こんにちは~。
思い立ったが吉日、暖かいこともあって歩いてきました。
護良親王様はお若いまま、静かにお休みでした。
16,7のころ教科書で習って以来、
護良親王は私の愛しいお人なのですよ。
雛鶴姫のこともいろいろ調べましたが、興味がおありでしたら
「雛鶴姫」で検索してみてください。
紙芝居風の物語があります。

あの土牢は涙が出そうですね。
Commented by 松風 at 2012-04-17 16:42 x
takisann2000さん、こんにちは~。
いまどきの鎌倉は曜日に関係なく人々で騒々しいものですが、
昨日、私が訪れたところはひっそりとしています。
なのに、大変ご親切なお方がいらっしゃるものですね。
詳しい案内書があるのだから、余計なことなのです。

ボランテイアさんがいますから、
観光案内所で訪ねて見るのもいいでしょうね。
八幡様は相変わらず満員御礼といったところでしょうか。
Commented by 湘南ジージ at 2012-04-17 18:15 x
「他人(ひと)の迷惑 省みず やって来ました電線まん」というコントを伊東四郎さんが以前やってましたね。
このコントを思い出しています。
大変 大変 困ったさん!!!
鎌倉宮まで歩いたら結構あるんじゃありませんか?
Commented by MOM at 2012-04-17 20:36 x
私の記憶では「小さな親切大きな迷惑」だったのですが?
お節介の方が優しい表現ですね。
親切とおせっかいは紙一重。
私も注意しなければと、ちょっと反省いたしました。

自由時間が11時から3時では東京に何度言っても一人で遠出ができません。
松風さんのブログを拝見して、行った気分になっておきます(*^笑^*)。

Commented by 松風 at 2012-04-17 20:55 x
湘南ジージさん、こんばんは。
60年も昔、ほのかな想いを寄せたお方に会いたいと思いましたが、
とんだ結果になりました。
電線マンコントは、ずいぶん流行っていましたね。

あちこち見ながら往復で14000歩。
いい気になって歩いた末は疲れ果て、
夕食は”えぼし”のお弁当になりました。

Commented by 松風 at 2012-04-17 21:01 x
MOMさん、こんばんは~。
余計なお世話という人もいますね。
どちらにしても今回の私には、御免こうむりたいご親切でした。
押し付けは嫌味ですよね。

気ままな一人歩きは、この上なく贅沢で素晴らしことと思っています。
親しい人とのおしゃべり、これは別ですけどね。
Commented by yo-shi2005 at 2012-04-17 21:38
あなたもけっこうフットワーク軽いのですね。
思いついたらすぐ実行ってのいいですね。
鎌倉は八幡宮と大仏様くらいしか知りませんが、歩けば奥は深いのでしょうね。
Commented by すいれん at 2012-04-17 23:19 x
こんばんは~。
考えてみれば日本の歴史も血生臭いことがいっぱいありますね。
歴史上の人物も時代によって良く思われたり悪く思われたり・・・・
私は護良親王のことはよくは知らないのですが、
楠木正成との対立もあったのですよね。
非業の死については、後々まで怨霊の祟りとかも言われたそうですね。

お節介おばさん、困ったものですね。
でも、こういう人、よく居るんですよね。
私も時々こういう困ったさんに出くわしますよ。
Commented by andante61 at 2012-04-18 09:12
おはようございます。
お写真から、長い歴史の重みが伝わってきます。
朝のまだラッシュの時間帯。
松風さんの行動力、素晴らしいです(^^)
こういう人と道連れになると、ちょっと…ですね~。
こちらの気持ちがますます伝わらなくなってきて…。
まだ桜もきれい。新緑の季節にもなってきましたね♪
Commented by 松風 at 2012-04-18 10:15 x
yo-shiさん、おはようございます。
珍しくすっきり晴れたあさになりました。

yo-shiさんには解っていただけると思いますが、
気楽な環境にいる、外出が好き、
その上せっかち性格などが重なって、
思いついたが吉日ということになります。

以前はもっと歩いたのですが、
この日は調子に乗って14000歩、
帰ってからは20000も歩いたような疲れが残りました。
鎌倉はいつも素敵な所ですから、
気候の良い時に、一度ぜひお出かけくださいませ。
Commented by 松風 at 2012-04-18 10:27 x
すいれんさん、おはようございます。
護良親王は、60年前に善の貴公子と捉えて以来、
いまだに憧れのお人なのです。
このお方のことならばすべて許せる、、、、そんな思いでした。
雛鶴姫とのラブロマンスは、涙して読んだ記憶があります。
実際とは、かなりかけ離れた物語なのでしょうが。

静かに想いにふけりたいと思ったことも、
ご親切な婦人のおかげでオシャカになりました。

Commented by 松風 at 2012-04-18 10:34 x
andanteさん、おはようございます。
ご家族がいらっしゃると、
なかなか思う通りに出かけられないものですが、
その点、幸いなことに気楽な身分ですし、
一人歩きですから、思いついた時 好きな時間に出かけられます。

外へ出ると、いろいろな人に出会うものですね。
反面教師として自分も気をつけなければと思います。
鎌倉はいい時期になりました。
鶴岡八幡宮はお花見の人でいっぱい、
私はそそくさと退散しました。
Commented by reiko-pink-rose at 2012-04-18 21:36
こんばんは☆
新緑が眩いですね。
芽吹きの季節は静かに散策が似合いますね。
親切の押し売り???も時によりけりですね。
Commented by 松風 at 2012-04-19 16:38 x
暑がり屋の私には、今が一番歩きやすい時期なのです。
今のうちに出歩こうと、あちこち出かけますが、
最近はさすがに早く疲れが出ますね。
若い緑がとても美しかったですよ。

余計なお節介はしないこと、勉強しました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 鎌倉歩き 2 柳島海岸 >>