映画だけが娯楽だったころ、60年前の映画を見てきました。
鎌倉市川喜多映画記念館は、映画の発展に大きく貢献した川喜多長政・かしこ夫妻の旧宅跡に、
鎌倉市における映画文化の発展を期して開館しました。
閑静な鎌倉住宅街。
数寄屋造りの平屋建て和風建築で、
黒板塀もかつての面影をそのままに復元されています。
50席ほどのこじんまりとした会場では
昔々の若き男女が、古きスターの噂話などに花を咲かせています。
しっとりと落ち着いたロビーには懐かしい洋画のポスターが所せましと貼られています。
今回の上映作品は1953年封切の 「雨に唄えば」
(写真はネットから拝借しました)
ヤニさがったハンサム、ジーン・ケリーの雨の路上で踊る数分のダンスはさすが圧巻。
愛らしいデビー・レイノルズが初々しい。
これも若きロナルド・オコーナーが、主演を喰ったダンスを披露して惹きつけられます。
会場で見る映画は、いっ時の贅沢を味あわせてくれますね。
故 映画評論家水野さんではありませんが
”いや~、映画ってほんとうにいいですね~”
鶴岡八幡宮のすぐ近く、この暑さでは手を合わせることも失礼して駅へ急ぎました。
小町通りのおまけ、
鎌倉鶴岡八幡宮近くにある古い井戸。
それが鎌倉十井と言われる中の一つであるということを初めて聞きました。
鉄の井(くろがねのい)というそうです。
以前から浄智寺の「甘露の井」は知っていましたが
この他にも確かアジサイで有名な明月院に井戸があったと思います。
十井戸を訪ね巡るのもいいかなと、興味が出ていましたが、、、、