何処かのお国からきな臭い匂いが漂い、
煙さえ立ち始めて緊張が高まっている時、
ただ、おろおろと、どうしようもない非力感に苛立ちながら
のんびりと昔映画を見てきました。
「カサブランカ」 1942制作 アメリカ
何度か見ている映画ですが、
イングリットバーグマン。
往年の原節子を思わせる横顔が大変美しい人ですね~。
写真では見えませんが、左耳に光るイヤリングに今回初めて気がつきました。
ハンフリーボガート。
決して美男子ではないのに、
セリフとは言えスマートに「きみの瞳に乾杯」などと、よく言えますよねえ。
外人は日常こんなキザな言葉を使っているのでしょうかね。
感動的なラストシーン。
目に優しい白黒映画です。
美術館前の梅が咲き始めていました。
切り倒された竹に遊ぶのはジョウビタキでしょうか。
午前の映画、午後のコンサート共に無料というありがた~い催しでした。
午後は3時からのサロンコンサート。
春をイメージした数曲は、うきうきとする選曲でした。
終演後にご挨拶をされているきれいなお二人。
アコーデオンは12キロもあるらしいですね。
さぞ体力もいることでしょう。