1962年公開されて以来、見たいと思い続けていた
「アラビアのロレンス」が鎌倉芸術館で上映されました。
この日は何をおいても見なければと勇んで出かけたのですが、
休憩も入る4時間近くの「男映画」はそれほどの感激もなく
まことに疲れる映画ではありました。
救われたのはロレンスと最後まで共にする部族首長役のオマー・シャリフ
新聞記者役のアーサー・ケネデイが光っていたこと、
デビット・リーン監督の砂漠の美しい画面はさすがです。
トルコの支配下に置かれるアラビアは民族解放を求めて、
部族間の争いに広がっていく。
一時は「アラビアのロレンス」「無冠の帝王」とあがめられたイギリス軍人ロレンスは
やがて失意のうちにアラビアを去り、衝撃的な最期を迎える。
久しぶりですごい俳優たちを見ました。
余談ですがデビット・リーン監督は
かって岸恵子さんに強く想い焦がれた話は知られたことですね。
鎌倉銀幕上映会の今後の予定が出ました。
お近くでいらっしゃれるようでしたら いかがですか。