You Tubeで

夜が長くなり、しばらくぶりに「越路吹雪」を聞きたいと思った。

本当はレコードで聞きたいのだが、娘が強引に持ち去ってしまい

プレーヤーは何十年も戸棚に入ったまま、使えなくなっているかもしれない。

You Tubeで探して、大人のしっとりとした歌を聞くことが出来たが

音が悪いのは仕方のないこと。
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続いて懐かしいい画面を見ることが出来た。

 「カルメン故郷へ帰る」

日本初の総天然色映画として地方でも話題を呼んだ。
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ストリッパー役の高峰秀子 小林トシ子の当時としては あられもない姿に親たちは眉をひそめた。


これも 懐かしいかぎりの 「銀座カンカン娘」

何度か映画館へ足を運んだものだった。

高峰秀子が張り切って歌っているが笠置静子の迫力には敵わない。

落語家圓生と浦辺粂子がいい味を出していた。
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昭和20年代 スマートでおしゃれな灰田勝彦は好きな歌手だった。
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高木東六さんのピアノで「水色のワルツ」
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そして、この歌に惹きつけられた。
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戦時中、長姉は肺病のため 日当たりのよい二階の一室に隔離されていた。

母は三度の食事を運びながら話相手をして慰めていた。

子どもは病気が移るからと近寄らせてもらえず、声を聞くばかりだったが

その時聞こえて来た か細い声で歌っていた歌が「愛国の花」だった。

当然、食べるものなどなく 薬もなく 医者さえもいない、

当時の肺病はただ死を待つだけだった。

母と二人どんな思いで歌っていたことだろう。

昭和一九年春には長姉が 同じ年の秋には長兄が肺病で逝った。

You Tubeが遠い昔を偲ばせてくれた夜だった。
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by slowlifek | 2013-09-25 21:25 | 言葉 | Comments(16)
Commented by jarippe at 2013-09-25 21:38
歌や映画と共に
思い出も蘇るものですね
お兄さまお姉さまお母さま・・・・・
きっと皆さまお揃いで
松風さんのこと見守られておられることでしょうね
・・・・・
そう思うのです そう思えるのです そう思う事にしている私です
だからいつも父や母のこと祖母のこと・・・・思う私です
Commented by 松風 at 2013-09-25 22:45 x
jarippeさん
昔の歌や映画を懐かしむ気持ちは強くなるばかりですが
これも仕方ないですよね。
誰の胸の内にも込められた思いがあるもので
偶にはそっと引き出して懐かしむのもいいものです。

jarippeさんもご両親はあちらの世界へいらしたのですね。
あちらはどうも平和らしいですよ。
穏やかに暮らしているのでしょう、
いずれ私も行きますがそれまで平和を保っていて欲しいですね。
身の周りがだんだん寂しくなっていきます。
Commented by MOM at 2013-09-26 00:40 x
マイケル・ブブレという歌手がいるのですが、フランク・シナトラとかエルビス・プレスリーの曲もカバーしています。
かれのCDで「ラストダンスは私と」を聞いて、越路吹雪を思い出し図書館で借りてききました。
どの女優さんもお若い頃は知りませんが、ほとんどの方の名前はわかります。
でも小林トシ子は初耳です。
映画もタイトルは聞いたことがあるのですが見たことが無いのですよ。
写真だけ見たらフラダンスを踊っているのかと思いました。
最近のヌード写真よりよほどドッキリしましたよ。
Commented by 松風 at 2013-09-26 07:06 x
MOMさん
マイケル ブブレ、初めて聞く名前です。
最近のことは何も知らず、
昔を懐かしく思っている典型的な年寄になったようです。

越路吹雪 あの大人の雰囲気はどの世代にも愛されますね。
小林トシ子は確か草月流家元で映画監督の
勅使河原宏の奥さんだと思いますよ。
地味ではありましたが、キリリとしたよい女優さんでした。
フラダンス?そうですね、そう思えばそう見えるかもしれないヮ(笑)
Commented by EPOM at 2013-09-26 07:57 x
松風さん
越路吹雪さん素晴らしかったですね
母がお化けみたいな女だと言いましたので胸の内で
「あんたは般若よ」とつぶやいていたものでした。
関係ないですが浦辺粂子さんのお胸の豊かさに見惚れました
映画っていいものです
そして昔の歌は正しくて美しいです
お姉さまお兄様 そして母上のお悲しみと無念さに合掌いたします。
Commented by chiyoko-mimi at 2013-09-26 09:38
私も同じ思いをしております
お彼岸が過ぎ寂しさも均をです

以前の物は懐かしい思い出が一杯ですね
最近は、テレビでも再放送が時々見られますね
Commented by time2022 at 2013-09-26 09:52
今は、良いお薬で結核は治る病気になりましたが、
お兄様もお姉さまも無念でしたね 
いろんな方の命を奪いましたよね…◞‸◟ㆀ
何か世の無常を感じます

秋になると越路吹雪聞きたいですね…◕ฺˇ◡ ˇ◕ฺ
サントワ・マミー最高です
カルメン故郷に帰るも、カンカン娘も、映画見てます…๑→ܫ←p~♥
唄も全部知ってます!
今の、タブレットやスマホにはついて行けませんが
これには全部ついて行けます꒰ღ˘◡˘ற꒱❤⃛
良い時代でした…私は服部良一の“夢去りぬ”が好きです
Commented by 松風 at 2013-09-26 10:16 x
EPOMさん
タカラジェンヌだったころの越路吹雪は別ですが
歌手になってからは大のファンになりました。
いいですよね~。

EPOMさん、思わぬところへ目を付けましたね (^_-)
浦辺粂子のそんなところを見ていたとはねえ、
やっぱりEPOMさんは、一味違うお方です。
Commented by 松風 at 2013-09-26 10:20 x
chiyoko-mimiさん
秋はそぞろ寂しく物思いに耽る季節と聞きますが
そんなことはとうの昔に卒業したことと思っていました。
ところが自然は人間を感傷的にさせてしまいますね。
年に一度ぐらいは亡き人を偲ぶこともいいでしょうか。


Commented by 松風 at 2013-09-26 10:31 x
timeさん
我が家は肺病一家で、両親の苦労は並みではなかったようです。
私も小学校時代は(国民学校といいました)殆ど通えず
床に臥すことが多かったのですよ。
「あの子も駄目だろう」と半分は諦められていたようですが
何の因果かまだ健在でございます。

携帯さえ満足に扱えない私ですが、
何故か昔の映画や歌には素直に入れるのです。
timeさんがそうおっしゃるので、少し安心しました。
↑のEPOMさんは浦辺粂子の胸に目が入ったんですって、
面白いことね (^_-)
Commented by hohsi at 2013-09-26 10:59
松風 さん 
懐かしいですねー
秋の夜のひと時を松風さんが思いにふけった映像を
こうして見せて戴いていると一瞬にして
子供の頃や娘時代の事がよみがえります、
父方の祖母の名前がハマさんでしたから
(横浜の小学校時代)七夕さまの学校行事に渡辺はま子さんが
薄緑色のドレス姿で体育館のステージで歌う姿を見ながら
うちのおばぁちゃんと同じ名前の人と思いながら綺麗だなぁーと
感激したものでした。
Commented by 松風 at 2013-09-26 17:40 x
hohsiさん
懐かしく見てくださって嬉しいです。
越路吹雪から渡辺はま子まで、私も時間を忘れて
パソコンにかぶり付きました。

戦後すぐのころ、小学校の講堂で芸能人の巡業がありました。
そこで渡辺はま子を初めて見た記憶があるのですが
顏までは覚えていないのですよ。
hohsiさん、ドレスの色まで覚えているとは凄い記憶力!
横浜出身で とても歌唱力のある人ですね。

Commented by hikariko at 2013-09-26 17:48 x
松風さん、こんにちは!おひさしぶりです。
いつもブログ拝見してます。この夏は暑さで母が入院したりして、
ひたすらに忙しいだけで過ぎてしまいました(^^;

実は昨日、ふっとサン・トワ・マミーの歌詞が思い出されて、
聞いてみたいなーと思ったら、こちらにアップされていてびっくり。
(YOUTUBEにはリンクされていないようだったので、探して
いくつか聞いてみました。他の方が歌ったものは余りないようですね)

一度だけ、越路さんのリサイタル、行ったことがあります。
確か日生劇場だったか。今の歌い手さんにはない特別の
輝きをもった方だったと思います。
Commented by 松風 at 2013-09-27 07:50 x
hikariko さん
おはようございます。
ご無沙汰しています。
お母様の具合はいかがですか、
よい季節になりましたから、お元気になられますよ。

サン・トワ・マミー 偶然ですね、
越路吹雪の歌が聞きたくてYou Tubeで探していましたら
最初にヒットしたのがこの歌だったのです。
秋の所為でしょうかね、しっとりとした曲を聞きたいと思うのは。

何十年も前のこと、
口うるさく恐い義姉が珍しく越路さんのコンサートへ誘ってくれました。
その時だけは こちらもいい顔をして付いて行きましたねえ (^_-)




Commented by fuchan_k at 2013-09-27 17:32
秋の気配が急ぎ足でやってきましたね。
You Tube、探すと色々でてきて便利です。

同じ年にお二人もでしたか。
ご本人の無念はもとより、ご両親のお悲しみも如何ばかりだったことでしょう。
医学の発達した今なら、どうということもない病気だと思うのですが。
Commented by 松風 at 2013-09-28 06:23 x
fuchan_kさん
おはようございます。

駆け足でやってくる秋に衣替えの用意も出来ず
慌てて合着を出す始末です。
手抜き家事を済ませてYou Tubeを聞くひと時は
独身暮らしの幸せを感じますよ、
いい身分だナとつくづく思います。(^_-)

子どもたちの死をただ見つめるしかなかったあの時代、
哀しみを乗り越えた強い両親でありました。
死に損ないの私は未だに健在、幾つまで生きるのでしょうかね。
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