山梨県都留市
白根の滝、白滝とも言われる「田原の滝」を見てきました。
古くから名瀑として知られ、
松尾芭蕉ほか谷村(やむら)を訪れた文人墨客に賞賛されてきたと言われます。
芭蕉は江戸の大火で深川の庵を失ったため、
弟子をたよってこの地に仮住まいした時、
田原の滝を見てその美しさに
”勢ひあり氷消えては瀧津魚” と詠んだそうです。
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度重なる崩落の後、関東大震災以降も崩落が続き、上流に約30m後退した。
往時の姿は失われているが、両岸には富士の溶岩が急激に冷却凝固して出来た
「柱状節理」が認められ、地学的にも貴重な存在である。<
桂川の両岸には 小さな滝状に水があふれて
轟々と音をたてて流れる水の豊かさを知ります。
半ば人工的滝ではありますが
自然災害によって、美しさが失われることがありませんように。
紅葉はまだ先のようです。
甲斐路の味はやっぱりホウトウですね。