小さなコンサート 其の二
プサルタ
どこかで聞いたことがある様な気がするものの
頭から消えていた「プサルタ」という古楽器の名前、
実際に目にし、聞くことができる機会がありました。
津久井浜駅へ乗り継ぎ乗り換え
時間とお金を使って見るほどの価値あるのかどうかは定かではありませんが
見たい知りたいの持って生まれた性格は
一朝一夕には変えることも出来ず
知らない町へ飛び出しました。
最近流行っているという小さなブック・カフェの一室での
ミニミニミニ コンサートです。
初めて聞くプサルタは
想像していた柔らかい音色とは全く違い
どちらかと云えば硬い高音でバイオリンに近い音色でしょうか。
18世紀ごろまでの つまびき弾くような演奏法が
何時の頃からか弓を使うようになったということです。
ハープの原型ともいえるのでしょうか。
お馴染みの曲
河は呼んでいる 思い出のアルバムなど数曲の演奏でお開きです。
絵本を見ながら
小さな書店内のカフェ スペースでいただく手作りキッシュと紅茶で
空ききった小腹を満たしました。
帰途立ち寄った横須賀港
小雨にけぶる港は波静か、休日で勤務はないのか
イージス艦は眠ったように停泊している。
危険極まりない日本になりつつある今、
錆びついて
何百億の税金が無駄になってもいい
せめて出撃することがないようにと願う。